こんにちは、たけひとです。
現金比率について、みなさんはどのように管理されているでしょうか。フルインベストメントのかたもいれば、半々の方もいらっしゃるかと思います。
1.現金比率=年齢の指標
一番メジャーな指標として、
現金比率=年齢
という考え方があります。30歳なら現金比率は30%となりますし、50歳であれば現金比率は50%になります。「若いうちにリスクを取る。年齢に応じて現金比率が高まる。」明瞭な指標だと思います。
ですが実際、どこまでリスクをとるかは人それぞれではないでしょうか。家族持ちか独身か、属性(サラリーマンか個人事業主かリタイアか)、支出(住宅や教育ローンなど)も異なります。
2.そのほかの指標
現金比率=年齢の指標がメジャーだと思いますが、そのほかの指標を考えてみました。
- 現金比率=年齢に家族構成・属性を加味した比率を考える。
- 生活防衛費以外、現金を持たない。
- ある程度資産がたまったら、逃げ切り計算機を使い現金比率を上げていく。
- ある程度資産がたまったら、老後2000万円問題を意識して2000万円は現金にする。
最後はちょっとネタっぽい書き方をしていますが、比率ではなく金額で決めるということです。上記1は現金比率=年齢をライフスタイルに合わせてカスタマイズ。2はフルインベストメントに近い考え方(生活防衛費は手取り月収の3か月~24か月くらい必要)、3は特にリタイアメント(F.I.R.E)を目指すかたは考える指標ではないでしょうか。
3.私の指標
上記1を指標にして25%±5%を現金比率としています。現金をある程度保有することにより心理的な余裕がうまれています。
私は40代ですが、独身かつサラリーマンであることを考慮したうえで現金比率を下げています。
4.まとめ
現金はインフレに対応できません。例えばインフレが1%発生すると現金はその価値を下げてしまうため持ちすぎも注意が必要です。先人の方々が指標とする「現金比率=年齢」を参考にして自分なりスタイルを見つけると投資がより楽しいものになるのではないでしょうか。